非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営する少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕、以下「当社」)は、当社の戦略的投資事業および中長期投資戦略の一環として、2026年6月22日に56歳で急逝したジョージアの代表的実業家、テムル・ウグラヴァ(Temur Ugulava)氏のビジネスモデルと、同国の経済・投資環境の未来をテーマにした緊急ウェビナーを開催することをお知らせいたします。 当社は、短期的な売買益を目的とした投機的な投資ではなく、現地に深く根ざした持続可能な価値創造を目的とした「中長期投資目的」を一貫して掲げております。本セッションでは、稀代のアントレプレナーの逝去を契機として、「カリスマ亡き後のガバナンスの機関化」、そしてビジネスハブとして世界から注目を集める「ジョージア市場の今後の投資価値とリスク」について、独自の資本ロジックから多角的な分析結果をご報告いたします。 山中裕執筆による6月24日付配信の記事、『カジノからカルチャーへ、そして混沌の90年代。ジョージアの異端児テムル・ウグラヴァの死に寄せて』もご参照ください。 1.開催の背景 2026年6月22日、ジョージアの現代カルチャー、観光業、都市開発を牽引した巨大ホールディング企業「Adjara Group(アジャラ・グループ)」の創業者、テムル・ウグラヴァ氏が滞在先の米国にて急逝しました。 同氏は、カジノ・ギャンブル事業「Adjarabet」で築いた莫大な資本を元手に、ソ連時代の古い建造物をリノベーションした複合ホステル「Fabrika」やラグジュアリーホテル「Stamba」といった、洗練されたカルチャー・観光ビジネスへと鮮やかにピボット(転換)させた人物です。トビリシを現代的な国際都市へと変貌させた功績から、現地では大きな追悼の動きが広がっています。 しかし一方で、彼の初期の資本蓄積のあり方など、その足跡には新興国ならではの「光と影」が色濃く交錯しており、冷徹な批判も含めた激しい議論が巻き起こっています。 本ウェビナーでは、投資家であり企業ストラテジストでもある当社代表取締役会長の山中裕が、この歴史的転換点をマクロ経済およびコーポレートガバナンスの視点から紐解き、グローバル投資家が今この国に注目すべき理由とリスクを徹底解説いたします。 2. 本ウェビナーの主なトピック 本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説を行います。 (1)「カジノからカルチャーへ」の転換戦略 ウグラヴァ氏が体現した天才的な資本のピボット(清浄化)と、トビリシにおける都市開発・リノベーション戦略の構造。 (2)新興国資本主義のリアルと「光と影」 現地で激論を呼ぶ初期の資本蓄積(ギャンブル事業や90年代の混沌期の背景)と、新興国における経済発展の地層。 (3)カリスマ創業者の急逝と企業ガバナンス 天才の「業」と「情熱」に依存したアセットは、今後いかにして客観的な組織へと機関化・最適化され得るかというガバナンス論。 (4)ビジネスハブとしてのジョージアの未来 圧倒的な規制緩和、世界銀行の「B-Ready指標(ビジネス環境評価)」、そして激変するフロンティア・マーケットにおける最新の投資価値。 3. 開催概要 日時: 2026年7月16日(木) 19:00〜20:30(日本時間) タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」緊急オンラインセッション 『ジョージアの異端児ウグラヴァの死と、新興国資本のピボット戦略』 形式: オンライン配信(Zoomウェビナー) 参加費: 無料(事前登録制) 対象者: 海外投資、新興国ビジネス、コーポレートガバナンス、都市開発リノベーションに関心のある投資家・経営者・ビジネスパーソン 申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『緊急セッション「ウグラヴァの死と新興国資本のピボット戦略」参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。 4. 当社代表コメント ウグラヴァ氏は、アングラな場所で生まれた資本を、最も表舞台の洗練されたカルチャーや不動産価値へと転換させた、稀代のアントレプレナーでした。彼の死は一企業の損失にとどまらず、ジョージアという国家のブランド価値や、今後の経済ガバナンスを占う上で極めて重要なターニングポイントとなります。 カリスマなき後の組織がどのようにガバナンスを保ち、市場の信頼を維持していくのかという視点は、我々が日々取り組んでいる資本効率の最適化やガバナンス改革の議論とも深く通底しています。きれいごとだけでは片付けられない新興国資本主義の地層を解き明かしながら、急速に発展を遂げるジョージアの投資環境の『今』を、データと構造から冷徹に紐解きます。 【本件に