富山県は、立山連峰から富山湾へと至るダイナミックな地形が生み出す、豊かな水資源に恵まれた“水の王国”です。北アルプスの雪解け水が河川や伏流水として大地を下り、富山湾へと注ぎ込みます。この良質な水は、富山のおいしい食文化、豊かな産業、絶景の源になっています。 本レターでは、大自然の恵みである「水」とともに生きる富山ならではの食文化をはじめ、富山の文化・歴史を感じながら楽しめる、初夏の旅行にもピッタリな水景スポットをお届けします。 また、夏の観光シーズンに向けて、富山旅の計画を立てるのが楽しみになりそうな人気スポットの最新情報も。世界から注目を集める「黒部宇奈月キャニオンルート」の始動にも注目です。 とくに、「黒部ダム」観光放水が、6月26日(金)がスタートします。 黒部ダムでは、黒部峡谷の景観維持を目的に、毎年決まった時期に放水を行っています。総貯水量約2億トンの黒部湖を背景に、毎秒10トン以上の水が霧状になって放水されている様子は圧巻!運が良ければ、放水に大きな虹がかかる最高の景色に出会えるかもしれません。 そして今回は、「初夏の立山エリア」についてご紹介します。 “水”と“信仰”が宿る山へ―立山エリアの注目スポット 富山の豊かな水を生み出す源であり、古くから信仰の対象として人々を惹きつけてきた立山連峰。初夏の立山エリアでは、雪どけ水が育む雄大な自然に加え、立山信仰の歴史にふれる行事や、山岳観光の玄関口に誕生した新スポット、立山の水を生かしたアウトドアサウナなど、今訪れたい魅力がそろいます。夏の旅先として注目したい、立山町の最新トピックスをご紹介します。 立山博物館 立山の自然と信仰を五感でたどる、初夏のひんやりスポット まんだら遊苑布橋灌頂会 立山の自然と人間のかかわりをテーマにした「立山博物館」は、展示館や遙望館、まんだら遊苑、布橋などが点在する広域分散型の博物館です。 なかでも、立山曼荼羅の世界を立体的に表現した「まんだら遊苑」は、地獄・極楽・布橋灌頂会の世界観を、音や光、香り、空間演出を通して体感できるユニークなスポット。木々に囲まれた屋外空間を歩きながら、立山信仰の世界にひんやりと浸ることができます。 また、今年開催予定の3年に1度の行事「布橋灌頂会」(9月27日(日))にあわせ、6月30日(火)からは立山博物館で「布橋灌頂会展」も開催予定。 江戸時代、立山への登拝が許されなかった女性たちが、白い布を敷いた橋を渡り極楽往生を願ったとされる荘厳な儀式の歴史や魅力にふれることができます。 初夏の立山エリアを訪れるなら、自然の涼しさと信仰の奥深さをあわせて感じられる立山博物館へ。 立山博物館公式HP TATEYAMA SAUNA(立山町) 立山の大自然を体感できるアウトドアサウナ 立山杉を使った木製サウナ小屋には立山連峰をイメージしたベンチが並び、サウナを“登山する”スタイルで楽しめます。 温まった後は、立山連峰の清らかな雪解け水を使用した「立山の水風呂」で、大自然のパノラマを楽しみながらリフレッシュ。 水風呂の後は、断崖絶壁にある外気良くスペースで四季折々の田園風景を眺めながら、リラックスした時間を楽しめます。 日帰り利用のほか、BBQや本格イタリアンコースをセットで味わえるヴィラでの宿泊プランもあるユニークなサウナです。 TATEYAMA ALPEN STORE 立山駅(立山町) リニューアルオープン! 富山県と長野県を結ぶ大人気の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。その富山県側の玄関口である立山駅構内にある売店が、今年 4月15日に「TATEYAMA ALPEN STORE 立山駅」としてリニューアルオープン! 店内には、お菓子や限定グッズなど、魅力的なお土産がずらり。 室堂や黒部ダム観光を楽しんだ後、お土産選びに欠かせないスポットです。 寿司といえば、富山について 富山湾は「天然の生け簀」と称されるほど魚種が豊富で、日本海に生息する魚種800種類のうち約500種類が生息しています。そのため、季節によって異なる旬の味を楽しむことができます。 「北陸すしアカデミー」で本物の職人技を学ぶ 「すし県とやま」として寿司職人の育成にも注力する富山県が後援し、今年3月に開校したばかりの「北陸すしアカデミー」。日本初の寿司職人養成スクール「東京すしアカデミー」の提携校として誕生した、北陸初のすし職人養成学校です。 同校最大の魅力は、北前船の寄港地として栄えた歴史ある岩瀬の漁港近くという絶好のロケーションと、約500種類の魚介が揃う「天然のいけす」富山湾の豊富な魚種をふんだんに使って練習できる実習環境にあります。未経験からでも最短2か月の集中特訓コースで、魚の捌き方から握り、和食の基礎までを実践的に習得することが可能です。首都