写真 小野慶輔 ウールカーペットの製造・販売を手掛ける堀田カーペット株式会社(本社:大阪府和泉市、代表取締役社長:堀田将矢)は、ウールタイルカーペットコレクション「WOOLTILE for Home」より、イギリスのデザイナー、フィリックス・コンラン氏とコラボレーションした新作「Tanbo(タンボ)」を発売いたします。2026年7月1日(水)より、堀田カーペットオンラインストア、および、Felix Conran公式オンラインサイトにて先行販売を開始し、8月1日(土)より全国の取扱店で一般販売を開始予定です。 「Tanbo」は、2024年より奈良県東吉野村に拠点を移したフィリックス・コンラン氏が、日々の暮らしの中で感じた日本の田んぼや四季の移ろいから着想したウールタイルカーペットです。かつて田んぼだった場所の隣に暮らし、いつか再び稲を植えたいと考えているフィリックス氏のまなざしをもとに、田んぼの光の揺らぎ、季節ごとに変化する風景を、50cm角のタイルカーペットとして表現しました。田んぼの区画を思わせる4分割のパターンと、季節ごとに変わる田園風景を表現した4色により、床に自然なリズムと奥行きをもたらします。 1枚のタイルを“田”の字のように4分割したデザインをもとに、2色の配色を少しずつ変化させた「1/4、2/4、3/4、4/4」の四つのパターンを展開。タイルを自由に組み合わせることで、整然としたレイアウトからリズムのあるランダムなレイアウトまで、暮らしや季節に合わせて床の表情を変えることができます。 商品化を前提としない対話から生まれたコラボレーション フィリックス・コンラン氏と堀田カーペットの出会いは、当初から商品化を前提としたものではありませんでした。工場見学と対話を通して、ものづくりや住環境について意見交換を重ねる中で、フィリックス氏からウールタイルで実現したいデザインの提案が生まれました。 フィリックス氏は自ら市販のタイルカーペットを用いてパターン検証を行い、その段階ですでに「1/4~4/4」のデザイン構成案が存在していました。タイルを組み合わせることで多様な表情を生み出すアイデアは、「WOOLTILE for Home」が持つ“既存の床の上に置くだけで、住空間を自由に編集できる”という特徴とも合致しました。 堀田カーペットでは、フィリックス氏から提案されたデザインそのものに可能性を感じ、既存シリーズとは異なるアプローチの商品として展開できると考えました。タイル単体の柄だけでなく、組み合わせを楽しみながら住空間を自由に編集できることは、「WOOLTILE for Home」の大きな特徴です。これまで展開してきたシリーズとは異なる表情を持ちながら、「Tanbo」もまた、自由に組み合わせることで、整然としたタイル調のレイアウトから、ランダムでリズミカルなレイアウトまで楽しめるコレクションとなっています。また、堀田カーペット独自の製法を活かすことで、「Tanbo」ならではのデザイン表現が実現しました。 フィリックス・コンラン氏コメント 「東吉野にある私の家は、かつて田んぼだった場所の隣にあり、いつかまたそこに稲を植えたいと思っています。日本に移住して以来、毎日、その田んぼを想像の中で眺めています。 今回の『Tanbo』を通して、風景を管理し維持していくことへの軽やかさや繋がりを表現したかったのです。もしかしたら、私たちの家も田んぼのようなものかもしれません。種を蒔き、芽が出るのを見守ってから、ようやく収穫を楽しむことができるように。私たちは、住環境を庭のように育んでいくべきだと思います。 堀田さんは、私がこれまで出会った中でも最も温かい方の一人で、すぐに彼のビジネスについてもっと知りたいと思いました。私は製造工程に強い関心があるので、大阪の工場見学は夢のような体験でした。このコラボレーションが、長く実りある関係へと発展することを願っています。」 日本の風景から着想した四つの色 「Tanbo」の色彩は、フィリックス氏が奈良県東吉野村での暮らしを通して感じた日本の四季、山あいの地形に沿って広がる棚田や田畑の風景から着想しています。 春の水をはった田んぼを思わせる「ミズカガミ(Pond Blue)」、夏の育つ稲を表す「ワカクサ(Field Green)」、秋の収穫後の田畑を想起させる「カレホ(Harvest Brown)」、冬の雪景色をイメージした「シモシロ(Frost White)」の4色を展開。タイルごとに生まれる繊細な色の違いが、田んぼに光が当たるときのような奥行きのある表情を生み出します。 ミズカガミ(Pond Blue)ワカクサ(Field Green) カレホ(Harvest Brown)シモシロ(Frost White