"肩こり・首こり"に関する実態調査より 近年、スマートフォンやパソコンの長時間利用が日常化するなか、若年世代における肩こりや首こりの増加が社会的な課題として注目されています。かつては中高年に多い症状と考えられていた肩こりや首こりですが、テレワークの普及やデジタル機器への依存度の高まりにより、20〜30代でも慢性的な不調を抱えるケースが増えているといわれています。 一方で、不調を感じながらも対策や受診を後回しにしている人は少なくありません。しかし、肩こりや首こりの背景には、猫背やストレートネックなど姿勢の乱れが潜んでいることもあり、放置によって症状の慢性化や日常生活への影響につながる可能性があります。 こうした 20〜30代の”肩こり・首こりの実態”を明らかにするため、ときわ台ときわ通りクリニックは、全国の20〜30代男女550名を対象に「"肩こり・首こり"に関する実態調査」(インターネット調査)を実施しました。 <調査概要> 調査概要:"肩こり・首こり"に関する実態調査 調査期間:2026年6月11日 調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式) 調査対象:日本全国在住の20〜30代の男女 調査人数:550人 【20〜30代男女への”肩こり・首こり"に関する実態調査】概要まとめ 20〜30代の4人に3人が肩こり・首こりを経験しており、約3割がほぼ毎日悩んでいる 肩こり・首こりを感じる場面の最多は「デスクワーク・パソコン作業中」と「スマートフォンの長時間利用後」(ともに31.3%) 肩こり・首こりを感じ始めた時期は「就職してから」が最多の28.4% 20〜30代の過半数が1日5時間以上スマートフォン・パソコンを利用している 肩こり・首こりを感じても約3割が「特に何もしない」と回答し、医療機関の受診はわずか2.0%にとどまる 20〜30代の4人に3人が肩こり・首こりを経験――若年層にも広がる慢性的な身体不調 20〜30代の約4人に3人が肩こり・首こりを経験しており、そのうち4人に1人以上は「ほぼ毎日感じる」と回答しました。肩こりや首こりは中高年に多い不調というイメージがありますが、今回の結果からは若年世代においても極めて身近な悩みとなっている実態が明らかになりました。背景には、スマートフォンやパソコンを使用する時間の増加に加え、長時間同じ姿勢で過ごす生活習慣の定着があると考えられます。特に近年はリモートワークの普及やオンラインサービスの利用拡大によって、身体を動かす機会が減少していることも影響している可能性があります。また、肩こりや首こりは単なる疲労だけでなく、猫背やストレートネックなど姿勢の問題が関係しているケースも少なくありません。若いうちから慢性的な不調を抱える人が増えている現状は、現代の生活様式そのものが身体へ負担を与えていることを示唆しているといえるでしょう。 肩こり・首こりの引き金は“デジタル生活”――スマホとPCが二大要因に 肩こり・首こりを感じるタイミングとして最も多かったのは、「デスクワーク・パソコン作業中」と「スマートフォンを長時間使用した後」でした。さらに、「ストレスや疲労が溜まっている時」や「仕事・学校の終わり頃」といった回答も多く、身体的な負担だけでなく精神的な疲労も症状に影響していることがうかがえます。現代人は仕事・学習・娯楽の多くをデジタル機器に依存しており、無意識のうちに前かがみ姿勢を続ける時間が長くなっています。こうした姿勢は首や肩周辺の筋肉に継続的な負荷を与え、血流の低下や筋肉の緊張を招く要因となります。また、ストレスによって筋肉が緊張状態になりやすいことも知られており、身体的要因と精神的要因が複合的に関与している可能性も考えられます。肩こり・首こりは単なる筋肉疲労ではなく、現代社会の働き方や生活習慣を映し出す健康課題のひとつといえるでしょう。 最多は「就職してから」――社会人生活が不調の分岐点になっている 肩こり・首こりを感じ始めた時期として最も多かったのは「就職してから」でした。学生時代よりも社会人になってから症状を自覚する人が多いことから、働き方や生活環境の変化が身体へ大きな影響を与えていることがうかがえます。社会人になると、長時間のデスクワークや通勤、業務上のストレスなど、身体への負担が増える傾向があります。特にパソコン作業が中心となる職種では、首や肩に負担のかかる姿勢が長時間続きやすく、慢性的な不調を招きやすい環境にあります。また、高校生や大学生の頃から症状を感じている人も一定数存在しており、若年化が進んでいることも見逃せません。スマートフォンの普及によって、成長期から首や肩へ負担がかかる生活習慣が当たり前になっていることも一因として考えられます。今回の結果は、肩こりや首こりが働き始