福知山公立大学、福知山市、宮津市、京都北都信用金庫、人材ニュース株式会社(経済産業省「地域の人事部」事業)で構成される地域連携プラットフォーム(以下、本プラットフォーム)は、都市部で働くビジネス人材を対象に、地域企業の事業承継や経営幹部候補を育成する実践型プログラムを開始します。大学の教育機能、自治体の地域政策、金融機関の企業ネットワークを組み合わせ、産学官金が連携して経営人材を育成する取り組みです。 本プログラムの舞台となる福知山市・宮津市は、いずれも京都府北部に位置する地域で、製造業・観光業・サービス業など多様な中小企業が集積しています。地域企業の事業承継や第二創業、新規事業創出を担う次世代経営人材の育成を目指し、兼業・副業を通じた経営参画やパラレルキャリア形成の機会を提供します。 詳細・説明会申込はこちら ■背景:後継者不足が進む地域企業と、経営に挑戦したい都市部人材をつなぐ 全国の地域企業では、経営者の高齢化や後継者不足により、技術や雇用、地域に根ざした事業が次世代へ引き継がれないリスクが高まっています。一方、都市部のビジネス人材の中には、営業、企画、財務、マーケティング、DXなどの経験を、より経営に近い立場で活かしたいというニーズが増えています。また近年は、兼業・副業や越境学習を通じて新たなキャリアに挑戦したい、地域企業の経営参画や事業承継、スタートアップ・新規事業に関わりたいという関心も高まっています。 本プログラムは、こうした地域側の課題と都市部人材の志向を接続し、完全オンラインの大学エクステンション講座と、地域企業での有償・幹部インターンシップを一体的に運用することで、「学ぶ」「関わる」「挑戦する」までを一貫して支援する取り組みです。単なる地域活性化施策ではなく、都市部ビジネス人材が経営人材として成長し、地域企業の事業承継や経営革新、第二創業を担う人材へとステップアップするための実践型プログラムです。 ■プログラム概要 1. 完全オンラインの大学エクステンション講座(8月29日〜9月20日の土曜日・日曜日) 地域企業経営の基礎、事業承継の構造、財務・企業価値向上、買収による起業、地域金融機関との関わりなど、経営者候補として必要な視点を体系的に学びます。また、第三者承継やサーチファンド、第二創業、新規事業創出など、これからの経営キャリアに求められる知識も学びます。すべてオンラインで開講し、都市部で働く方でも本業と両立しやすい構成です。 2. 地域企業での有償・幹部インターンシップ(11月1日〜1月29日) 講座修了後は、京都府北部(福知山市・宮津市)の地域企業の経営課題に実践的に関わる有償・幹部インターンシップに参加できます。 扱うテーマは、販路開拓・採用・業務改善・DX・財務・新規事業・組織づくりなど多岐にわたります。地域企業の経営課題に対し、経営者の右腕人材や次世代経営幹部候補として参画し、実践的な経営経験を積むことができます。 ■修了後のキャリア支援 本プログラムでは、講座や幹部インターンシップの修了後も、参加者の志向や地域企業とのマッチング状況に応じて継続的なキャリア支援を行います。 【①地域おこし協力隊サーチャー制度】 地域への移住や本格的な経営参画を希望する方に対しては、国の「地域おこし協力隊制度」等を活用した「地域おこし協力隊サーチャー制度」を通じて支援を行う予定です。 本制度では、地域企業の事業承継や第三者承継を目指す人材が、一定期間、報酬や活動支援を受けながら地域に定着し、経営課題解決や事業承継プロジェクトに取り組みます。さらに、サーチファンド型スキームも視野に入れながら、地域企業の経営者候補として新たな経営キャリアに挑戦する機会を提供します。 【②地域経営人材(タレント)プールへの登録 → 「兼業・副業CxO(有償)」へ】 本プログラム応募者のうち継続的な活動を希望する方には、地域自治体と地域金融機関が連携して運営する「地域経営人材(タレント)プール」への登録機会を提供します。 登録者は、地域企業が抱える第二創業、生産性向上、DX推進、海外販路開拓、新規事業開発などの経営課題に対し、「兼業・副業CxO(有償)」として参画することが可能です。都市部で培った専門性を活かしながら、経営者の右腕人材や経営幹部候補として地域企業の成長に貢献できます。 オンライン説明会はこちら ■参加するメリット 本プログラムでは、現職を続けながら段階的に地域企業の経営に関わることができます。オンライン講座で基礎を学び、副業として経営課題に取り組むことで、自身のスキルが地域企業でどのように活かせるかを実践的に確かめられます。 また、事業承継や右腕人材、サーチファンド型キャリアなど、都市部では得にくいキャリアの選択肢を検討