一般社団法人TOMOSU(奈良市、代表理事 中島章)は、トヨタユナイテッド奈良株式会社をリードパートナーに迎え、『REN PROJECT』を2026年6月より始動しました。育児や結婚などでキャリアを離れた方、奈良の外まで通勤しながら地元で働く機会を探している方など、これまでの経験やスキルを奈良で活かしたい人材と、地元企業をつなぐ新しいマッチング事業です。 1.REN PROJECTとは 『REN PROJECT』は、これまでのキャリアや経験を活かして、奈良で自分らしく働きたい人材と、専門性や実務経験を持つ人材を必要とする奈良の地元企業をつなぐマッチング事業です。 「短時間・週数日」という柔軟な働き方を基本とし、育児や結婚などライフステージの変化を機に、働き方を見直したいと考えている方に、奈良エリアに特化した仕事との出会いを提供します。企業側にとっては、フルタイム雇用にとらわれない新しい人材活用の選択肢となります。 プロジェクトのタグラインは「キャリアの続き、奈良で編みなおす」。RENにはRE(再・戻・回)とEN(縁・円・延)の意味を込めており、キャリアの編み直しと奈良での新たな出会いを表しています。ロゴマークは、古い布を裂いて新しい布に編み直す「裂き織り」をモチーフにしており、これまでの経験が新たな彩りとして織り込まれていくイメージを表現しています。 2.REN PROJECT誕生の背景 奈良県では、ライフステージの変化により働き方を見直したい人や、これまでの経験・スキルを活かしながら地元で働く機会を探している人が多くいます。 特に、奈良県における女性(20〜64歳)の就業率は70.6%と全国最下位(※1)であり、就業を希望しながらも働けていない女性の割合も全国46位(※2)という状況が続いています。県が実施した意識調査(※3)では、就業にあたっての希望1位が「勤務時間が柔軟であること」、就業を希望しない理由の2位が「家事・育児・介護などと両立する自信がないから」と回答されており、働きたい意欲はあっても、一歩を踏み出せない状況が伺えます。 一方、企業側においても人手不足は深刻な課題です。特にDX推進やマーケティングなど専門スキルを持つ即戦力人材の確保は、大都市圏への人材流出も相まって難しい状況が続いています。フルタイム雇用までの仕事量はないが、専門スキルを持った人材に関わってほしいという声も多く聞かれます。 しかし変化の兆しもあります。奈良市が令和5年度に実施した調査(※4)では、育児期の女性が再就職する際、約4割が「求職活動でとくに苦労しなかった」と回答しており、女性が働きやすい環境は着実に整いつつあります。また企業側でも、女性活躍推進の取組について7割以上がすでに何らかの施策を実施しており、約半数が「メリットの方が大きい」と評価しています。 この課題認識から、地域社会で働く場を支えるトヨタユナイテッド奈良と、マッチングの知見を持つTOMOSUが連携し、『REN PROJECT』は始動しました。両者の強みを活かし、企業と人材が共に成長できる奈良ならではの雇用モデルを構築することで、誰もが自分らしく働ける地域社会の実現を目指してまいります。 (データ・出典元) ※1. 総務省統計局「令和2年国勢調査」https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka.html ※2. 総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/index2.html ※3. 奈良県「奈良県女性活躍推進に関する意識調査報告書(令和元年)」https://www.pref.nara.jp/documents/3277/gaiyou_all.pdf ※4. 奈良市「女性就業に関する調査結果(令和5年度調査)」https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/109/5365.html 3.プロジェクト体制 REN PROJECTは以下の体制で運営されます。 【リードパートナー】トヨタユナイテッド奈良株式会社 地域企業として、プロジェクトの趣旨に賛同し、企業側の人材活用の実践・発信を支援します。 【協力】奈良市 広報協力などを通じてプロジェクトをサポートします。 【企画・運営事務局】一般社団法人TOMOSU 有料職業紹介事業者として、求職者・企業双方の相談対応、求人設計、マッチング支援を担います。 4.第一弾イベントと今後の展開 「REN PROJECT」の本格始動に先駆けて、6月初旬に女性向けのキャリアワークショップ「RE:Career Design Cafe(リキャリアデザインカフェ)」を開催いたしました。 奈良市内のカフ