一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会(代表理事 株式会社メタジェン代表取締役社長CEO 福田真嗣。以下「本協会」)では、腸から全身の健康に寄与する「短鎖脂肪酸(※)」の普及を通じて、「腸から新たな健康リテラシーを構築する」ことをミッションとしています。京都府立医科大学 教授の内藤裕二氏、北里大学 教授の金倫基氏に学術アドバイザーとしてご参画いただき、会員企業との連携のもと、生活者1人ひとりが真に有用なヘルスケアを実践できる社会を目指しています。昨年2025年11月に開催した本協会設立1周年シンポジウムにて言及しておりました、腸内環境に関する理解と行動の橋渡しを実生活圏で実践するための「腸内環境コミュニケーター制度」を2026年7月より運用開始いたします。 ※短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)とは 腸内細菌がつくり出す物質の代表的なもの。食物繊維(オリゴ糖を含む)は人間が消化吸収できず大腸まで届き、腸内細菌がそれらをエサにして分解し、短鎖脂肪酸などの代謝物質をつくります。近年の研究で免疫機能の増強、肥満の抑制、アレルギーの抑制、肌のバリア機能増強、腸管バリア機能増強、持久力の向上など、さまざまな健康の基盤に短鎖脂肪酸が関わっていることが報告されています。そのため、腸内で短鎖脂肪酸が十分に産生されている状態を目指すことはあらゆる健康のベースアップに繋がると考えられます。 「腸内環境コミュニケーター制度」とは 本協会が設計した教育プログラムを通して、腸内環境に関する最新で実践的な知識を身に付けた専門家を育成・認定し、小売店舗・医療機関・食堂等の現場でコミュニケーターとして活躍して頂く制度です。食に関するアドバイスを行う管理栄養士や薬剤師等の士業やコメディカルの方々など、現場で信頼のおける方々から腸内環境に関する情報を生活者に届け、生活者の理解・実践意欲・行動に繋げることで健康に寄与します。 「腸内環境コミュニケーター制度」開始の背景 1. 短鎖マークを核としたエコシステム構想について 本協会では、2025年3月4日の「短鎖脂肪酸の日」に、科学と人々の健康を繋いでいくための「短鎖マークエコシステム構想」を発表し、本協会で定める一定の基準を満たした科学的エビデンスを持つ商品に対して「短鎖脂肪酸普及協会認定マーク(短鎖マーク)」を付与しています(下記図①)。現在、32商品が短鎖マークの認定を受けており(参考リリース)、飲料、食品(食事・菓子)、サプリメント、食物繊維素材(オリゴ糖含む)など、多様な商品群が揃いはじめています。今後も認定商品は増加する見込みで、生活者が自分のライフスタイルに合わせて商品を選択できる市場作りを目指しています。 本協会では、短鎖マークを核として様々なステークホルダーの方々と本エコシステムの構築を推進しており、現在は商品を生活者に認知・提供する仕組みの構築を流通や小売業の皆さまと連携していくフェーズにあります(上図の②)。 今回始動する「腸内環境コミュニケーター制度」は、上図の②商品→生活者 の流れを加速し、且つ③の生活者の行動変容によってセルフケアが実行される足がかりになると考えています。 2. 認知度調査からの示唆 本協会では、定点観測として短鎖脂肪酸に関する認知度調査を実施しています。 ※認知度調査の実施概要 調査方法:WEBアンケート方式 調査対象:全国20歳~69歳の男女(性別・年代は均等割付) 対象者ボリューム:n=2,000 調査実施日:2025年11月7日(水)~2025年11月9日(木) 調査主体 :一般社団法人 短鎖脂肪酸普及協会 調査サマリー: 2025年11月実施の短鎖脂肪酸認知度調査においては、「短鎖脂肪酸を認知している」と回答した割合(※1)は全体の17.6%であり、およそ6人に1人が「知っている」状況であることがわかりました。 一方、現在「腸活を実践している」と回答した割合は全体の約5割であり、腸活実践者の中でもまだ短鎖脂肪酸を認知していない方々が大半であることがわかります。 また、「腸活の情報入手にあたって困難な点(回答複数選択可)」に関する回答上位3項目に「自分に合った腸活の方法がわからない(44.9%)」「情報量が多い(33.7%)」「情報の信頼性の見極め(32.4%)」があがっていました。つまり、情報流通はある一方、個々人が充分に役立てられていないことが示唆されました。 加えて、「短鎖脂肪酸を知っている」と回答した人の情報源は、マスメディアに次いで、「SNS」「家族からの情報」「店頭」「知人からの情報」となっており、実生活圏での接点や生のコミュニケーションの重要性も示唆されました。 したがって、今後短鎖脂肪酸の普及を加速していくための課題として、①生活者が情報を整理し理解できる環境を整