一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス(代表理事:髙木健二郎)は、国立大学法人筑波技術大学FD・SD企画室および産業情報学科教員有志との共同企画として、2026年7月21日(火)に、聴覚障害のある大学生および大学教職員を対象とした「がん教育プログラム」を実施いたします。 日本人の2人に1人が生涯のうちにがんに罹患すると言われる中、若い世代から正しい知識を身につけ、予防や検診の重要性を理解することが求められています。一方で、聴覚障害のある方々は、医療や健康に関する情報が音声中心で発信されることが多く、必要な情報にアクセスしづらいという課題があります。 本企画では、国立がん研究センターの専門家による講義と、食道がん経験者による体験講話を通じて、がんを「特別な病気」ではなく「誰にでも起こり得る身近な健康課題」として捉え、自らの健康や将来について考える機会を提供します。 また、大学教職員向けにも、がんの備えについて講義を行い、がんへの理解を深め、誰もが安心して学び・働ける環境づくりを目指します。 ■開催概要 <名称> ●聴覚障害のある大学生に向けたがん教育の実施 ●聴覚障害のある教職員も含めた大学教職員のがんへの備えについて <日時> 2026年7月21日(火) ・第1部(学生向け)14:40~16:00 ・第2部(教職員向け)16:10~17:20 <対象> 筑波技術大学の学生および教職員 ※関係者以外の方の参加はできません。 <会場> 筑波技術大学(オンライン併用予定) <共同企画> 一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス 筑波技術大学FD・SD企画室・産業情報学科教員有志 <情報保障> 手話通訳を配置 ■プログラム <第1部 学生向け/14:40~16:00> ①がんの基礎知識 「がんについて、知っておいてほしいこと」 講師:若尾文彦/国立がん研究センターがん対策情報センター本部副本部長 ②食道がんサバイバーによる体験講話 「未来の自分が後悔しないために」 講師:髙木健二郎/一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス 代表理事 ③学生との対話・質疑応答 <第2部 教職員向け/16:10~17:20> ①「がん治療と仕事の両立」 講師:野北まどか/一般社団法人がんと働く応援団 代表理事 ②「がん治療と生活を支えるお金の話」 講師:芝原有可子/一般社団法人がんと働く応援団 ファイナンシャルプランナー ③「がんになる前に知っておいてほしいこと」 講師:森谷 直也/筑波技術大学大学戦略課人事係 係長 講師:林 範子/筑波技術大学財務課出納係 主任 ■本企画の特徴 1.聴覚障害のある学生に特化したがん教育 手話通訳による情報保障のもと、医療情報へのアクセス格差の解消を目指します。 2.専門家とサバイバーによる協働 がん研究の専門家による正確な知識と、実際にがんを経験したサバイバーの体験を組み合わせることで、知識だけでなく「生きた学び」を提供します。 3.若年層への予防啓発 がん予防や検診の重要性を伝え、将来の健康行動につながるきっかけづくりを目指します。 4.大学全体で「がんと共に生きる社会」を考える 教職員向けには、がん治療と仕事の両立や支援制度について学ぶプログラムを実施します。がんへの理解を深め、誰もが安心して学び・働ける環境づくりを目指します。 ■共同企画者コメント ▼一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス 代表理事 髙木 健二郎 がん教育は、「これからの人生を歩む若い世代のため」にも大切な学びだと考えています。また、誰もが必要な医療情報に触れ、自分の健康について考える機会が広がってほしいと願っています。 患者団体にできることは決して多くありません。しかし、がんを経験した私たちだからこそ伝えられることがあります。患者を支えるだけでなく、自らの経験を社会に還元し、がん教育の機会づくりに取り組んでいくことも、患者団体の大切な役割の一つだと考えています。 今回の取り組みが、一人ひとりが自分や大切な人の健康について考えるきっかけとなり、さまざまなコミュニケーション方法に配慮した、誰もが学びやすいがん教育の広がりにつながることを願っています。 ▼国立大学法人 筑波技術大学 産業技術学部 産業情報学科 教授 山脇 博紀 「私自身もがんを経験したサバイバーです。治療を通じて、正しい知識の大切さと、先輩サバイバーの体験談に支えられることの大きさを実感しました。がんは誰にでも起こり得る身近な病気です。学生の皆さんには、自分自身や家族、友人に関わる問題として理解し、健康について考えるきっかけにしてほしいと思います。」 ▼国立大学法人 筑波技術大学 産業技術学部 産業情報学科 講師 堀池 瞬 「私は大学生のときに父を