▲健康経営から人的資本経営、ワーク・エンゲージメントへ! 特定非営利活動法人 日本ヨーガ療法士協会(本部:鳥取県米子市)は、企業向けウェルビーイング実践プログラム「BMRT法(Body Mind Regulation Training/ビムラット身心調整トレーニング)」の全国展開を本格的に進めてまいります。 多くの企業が、ストレスチェック、健康診断、健康情報管理システム、産業医面談、メンタルヘルス研修など、さまざまな健康経営施策に取り組んでいます。 しかし、現場では次のような課題が残されています。 ・ストレスチェックを実施しても、職場の空気が変わらない ・健康診断の結果を管理しても、従業員の行動変容につながりにくい ・メンタルヘルス研修を行っても、日常業務で活かされにくい ・不調者対応に追われ、元気に働く社員の力を引き出す施策まで手が回らない ・健康経営優良法人の認定取得後、次に何をすべきかが見えにくい BMRT法は、こうした企業の課題に対して、健康管理の“その先”を支援するプログラムです。 単に従業員の状態を測定・管理するだけではなく、働く人自身が自分の状態に気づき、身体・呼吸・意識を通じて心身を整え、仕事に必要な力を発揮できる状態を育てることを目的としています。 協会では、BMRT法のコンセプトを 「整えるから、生み出すへ」 と表現しています。 健康経営の課題は「制度」から「実践」へ 健康経営の取り組みは、ここ数年で大きく広がりました。 一方で、制度やシステムの整備が進むほど、次に問われるのは「従業員の日常が本当に変わっているか」です。 ストレスチェックの結果を見る。 健康診断のデータを管理する。 高ストレス者に面談を案内する。 これらはもちろん重要です。 しかし、企業の持続的成長を考えるうえでは、それだけでは十分ではありません。 大切なのは、従業員一人ひとりが、日々の仕事の中で自分の疲労や緊張に気づき、感情を整え、集中力を取り戻し、よりよい判断やコミュニケーションにつなげていくことです。 BMRT法は、健康経営を「測定と管理」で終わらせず、従業員の行動変容と能力発揮へつなげる実践型プログラムです。 BMRT法とは ▲BMRT法 実習プログラムイメージ BMRT法(Body Mind Regulation Training)は、ヨーガ療法の知見を基盤として開発された身心調整トレーニングです。 一般的な運動プログラムやリラクゼーション研修とは異なり、BMRT法では、身体の感覚、呼吸、意識の向け方を活用しながら、自分自身の状態を観察し、調整する力を育てます。 BMRT法が重視するのは、ストレスをゼロにすることではなく、ストレスや変化のある環境の中でも、自分の状態に気づき、必要に応じて整え、仕事に向き合える状態を自らつくることです。 BMRT法では、以下のような力の向上を支援します。 ・自分の状態に気づく力(メタ認知力) ・緊張や疲労を自ら整える力 ・感情に巻き込まれにくくなる力 ・集中力を回復する力 ・思考の余白をつくる力 ・創造性や発想力を発揮する力 ・他者とよりよく関わる力 これらは、メンタルヘルス対策だけでなく、人的資本経営、管理職研修、チームビルディング、エンゲージメント向上にもつながる要素です。 ▲BMRT法 実習プログラムイメージ 「不調者対応」だけでなく、社員の力を引き出す 企業にとって重要なのは、不調者への対応だけではありません。 もちろん、メンタル不調、疲労、睡眠、肩こり・腰痛などの予防や改善は重要なテーマです。 しかし、会社の持続的成長を考えるなら、今働いている多くの社員が、本来持つ力をどれだけ発揮できるかも大きな課題です。 BMRT法は、健康経営を「守りの施策」にとどめず、働く人の集中力、判断力、創造性、コミュニケーション力を引き出す「攻めの健康経営」へ発展させることを目指します。 心身が整うことで、仕事への向き合い方が変わる。 感情に巻き込まれにくくなることで、対人関係が変わる。 思考の余白が生まれることで、新しい発想が生まれる。 BMRT法は、こうした変化を企業の現場で起こすための実践プログラムです。 AI時代に求められる「人間ならではの力」を育てる 生成AIやデジタル技術の進展により、情報整理や知識処理の多くはテクノロジーが担う時代になりました。 その一方で、企業活動においては、人間ならではの力がますます重要になっています。 ・複雑な状況で判断する力 ・感情を整えて対応する力 ・他者と協働する力 ・新しい価値を生み出す創造性 ・変化に適応し続ける柔軟性 BMRT法は、こうした力の土台となる「自己調整力」を育てます。 自分の身体、呼吸、感情、思考の状態に気づき、自ら整える力を持つことは、AI時代の人材