一般社団法人みんなのケア情報学会(理事長:竹林洋一)は、静岡大学・松崎町との三者連携協定の締結を記念し、特別シンポジウム「松崎町の力を未来へつなぐ地域イノベーション」を、2026年7月12日(日)13:00より、松崎町 環境改善センター 文化ホール(静岡県賀茂郡松崎町)およびオンライン配信で開催します。参加無料。元慶應義塾長・安西祐一郎氏による基調講演と静岡大学の日詰学長による静岡大学未来創成ビジョンを基軸にして、キノコ科学・観光イチゴ・キノコ体験農業・学び・ケア・AI/XRを結ぶ地域共創について考えます。 主催:一般社団法人みんなのケア情報学会 https://cihcd.jp/ 特別シンポジウムの概要図 ■ 開催の背景 世界的なAI革命が進み、仕事や暮らしが大きく変わるなか、都市から地方への新しい人の流れが生まれつつあります。松崎町には、豊かな自然と歴史文化、人と人との近さ、道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」周辺の地域資源、観光イチゴ・キノコ体験農業の可能性、そして暮らしに根づいた知恵があります。一方で、人口減少・高齢化・担い手不足・地域産業の継承・関係人口づくりなど、日本の小規模自治体に共通する課題も先行して現れています。 本シンポジウムは、静岡大学・みんなのケア情報学会・松崎町の三者連携協定を基盤に、これらの課題に向き合いながら、松崎町にすでにある力を未来へつなぐ地域共創の出発点として開催します。 静岡大学未来創成ビジョンと安西思想を基軸にイノベーションを松崎町から静岡県全域へ ■ プログラム 13:00–13:10開会挨拶・趣旨説明 「松崎町の力を未来へつなぐ地域イノベーション」 竹林洋一(みんなのケア情報学会 理事長) 第1部 ビジョン・セッション 13:10–13:50基調講演 「ふるさと感と学びがひらく、地域社会の未来」 安西祐一郎 氏(元慶應義塾長) 13:50–14:05松崎町からのメッセージ 「松崎町の資源を活かし、未来へつなぐ地域づくり」 深澤準弥 氏(松崎町長) 14:05–14:20静岡大学からのメッセージ 「静大未来創成ビジョンと地域共創の可能性」 日詰一幸 氏(静岡大学 学長/リモート登壇) 14:20–14:35研究・教育・社会連携の視点 「キノコ科学とエコ農業がひらく、地域イノベーションと学びの場」平井浩文 氏(静大キノコ科学研究所 所長) 第2部 実装および現場セッション 14:45–15:10観光イチゴ・キノコ体験農業の可能性と若手現場リーダーの視点 「事業構想と現場実装の一体的な挑戦」 柳澤孝一 氏(栄農人 代表取締役)日野ひまわり 氏(新会社 取締役就任予定) 15:10–15:25テクノロジーで松崎町の魅力を見える化し、体験を広げる 「XR・デジタル技術による地域体験と魅力発信」 安藤聖泰 氏(NeoRealX 代表取締役/リモート登壇) 15:25–15:50松崎町の現場と学生・若者の視点 「町民の目線と学生・若者の学びをつなぎ、未来の担い手を育てる」 鈴木茂孝 氏(伊豆松崎とんび農園)島尾青空 氏(静大大学院生) 第3部 パネルディスカッション 16:00–16:35パネルディスカッション 「松崎町で、何を大切にしながら次の一歩を始めるか」 登壇者全体 16:35–16:40まとめ・共同メッセージ 「本日の確認と次の一歩」 竹林洋一、深澤町長、静岡大学代表 ほか ■ 登壇者・連携機関 基調講演:安西祐一郎 氏(元慶應義塾長) 認知科学・情報科学の第一人者。中央教育審議会会長、内閣府AI戦略実行委員会座長などを歴任。紫綬褒章受章、文化功労者。日本武道館発行『月刊武道』では「日本社会の明るい未来のために」を24回連載し、AI革命が進行する中での人間の心情、主体的な学び、地域や国の自立を論じています。本シンポジウムでは、「ふるさと感」と学びを軸に、松崎町の未来を考える視座を提示します。 月刊武道(日本武道館):https://www.nipponbudokan.or.jp/shupan/back 静岡大学未来創成ビジョン(日詰一幸 学長) 日詰学長が2023年に策定した静岡大学の将来構想。「自由啓発・未来創成」を理念に、地域社会と世界をつなぐ「知と人材の拠点」としての大学像を掲げています。シンポジウムでは、地域共創の可能性をビジョンの観点から示します。 静岡大学:https://www.shizuoka.ac.jp/ 静岡大学 キノコ科学研究所(平井浩文 所長) 平井浩文氏は、静岡大学教授・イノベーション社会連携機構副機構長。世界的研究拠点を目指し、キノコ(担子菌・子嚢菌)の機能を包括的に研究しています。白色腐朽菌によるバイオリファイナリーや環境浄化や食品用途を超えたキノコの可能性を探究。