安全靴や作業着等を販売するミドリ安全株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松村 乾作)は、独自開発の遮熱革「CBL」を採用した「PRM遮熱安全靴シリーズ」において、静電気帯電防止性能を備えた短靴モデル「PRM210遮熱静電」を2026年6月1日に発売しました。 あわせて、長編上モデル「PRM230Fオールハトメ遮熱」「PRM235遮熱」についても、同日より一般販売を開始しました。 遮熱革「CBL」は、外壁・道路用の遮熱塗料技術を革素材に応用した独自素材です。当社の比較試験において、一般的な黒革安全靴と比べ、靴表面温度で最大約13℃、靴内部温度で最大約8℃の低減を確認しています。 職場における熱中症死傷者数が過去最多となる中、頭部や上半身だけでなく、直射日光による“足元”の暑さ対策として、建設・土木・電力・鉄道・運送・警備など屋外作業の現場での活用が期待されます。 今回のラインアップ拡充により、短靴と長編上をそろえた3モデル構成となりました。これまで法人のお客様向けに展開してきた長編上モデルは、現場でご自身の安全靴を選ぶ方々からのご要望も受け、今回から一般(個人)のお客様にも販売します。法人購入でのまとまった導入だけでなく、個人のお客様も公式通販サイト「ミドリ安全.com」で1足からお買い求めいただけます。 PRM遮熱安全靴シリーズ紹介:https://midori-fw.jp/pdinfo-prm_cbl/ 【一般販売開始】 ・長編上・紐タイプ「PRM230Fオールハトメ遮熱」:https://ec.midori-anzen.com/shop/g/g15300217 ・長編上・バンドタイプ「PRM235遮熱」:https://ec.midori-anzen.com/shop/g/g15300219 【新発売】 ・短靴・ひもタイプ「PRM210遮熱静電」https://ec.midori-anzen.com/shop/g/g15000583 YouTubeにて温度比較を公開中 https://www.youtube.com/watch?v=0EhZvyYLOpY ■ 社会的背景:義務化で重症化は防げても、熱中症にかかる人は過去最多に 2025年6月の対策義務化により、職場の熱中症による死亡者は19人と、前年から約4割減りました(厚生労働省)。一方で、記録的な猛暑のもと、死傷者は1,803人と前年から約4割増え、2005年の統計開始以来、過去最多を更新しています。2025年夏の平均気温は平年を2.36℃上回り、観測史上最高となりました(気象庁)。 被害は、安全靴が欠かせない製造業(365人)や建設業(292人)の現場に集中し、死亡者の約8割は屋外での作業中に起きています。気象庁の直近の3か月予報では、今年の夏も東日本・西日本で平年より高くなる確率が70%と予想されるなか、今後は重症化を防ぐだけでなく、「暑さの負荷そのものを和らげる」積極的なアプローチが不可欠です。 しかし、現在の対策義務は人を雇う事業者に限られます。一人親方や個人事業主のように一人で現場に立つ方々は対象外となり、ご自身で身を守るしかありません。 今回当社が遮熱安全靴シリーズを一般(個人)のお客様に向けてお届けするのは、こうした制度の枠組みから外れてしまう一人ひとりの備えを、少しでも後押ししたいという想いからです。 足元は見落とされがち。働く人の足は直射日光にさらされている 暑さ対策は、頭を守る遮熱ヘルメットや、上半身などに風を送るファン付き作業着など、体の上半分を中心に広がってきました。一方で、安全靴は保護性能や耐久性が重視されることから、構造上、通気性の確保による暑さ対策が難しい側面があり、足元の対策は見落とされがちな領域でした。屋外で働く人の足は、直射日光を長時間受け続けています。こうした中、足元においても暑さへの備えが重要な視点となりつつあります。 【製品特長】 1. 外壁・道路用の遮熱技術を応用した独自素材「CBL」 外壁や道路に使われる遮熱塗料の技術を、革素材に応用した独自開発の遮熱革が「CBL」です。黒い住宅の外壁などにも使われる、熱を吸収しやすいカーボンブラックを用いない特殊な遮熱塗料を、革の表面に加工しています。太陽の熱エネルギーのおよそ半分を占める近赤外線を効率よく反射し、靴内部への熱の侵入を抑えます。汚れの目立ちにくい黒色を保ったまま太陽の熱を反射できる点が、本シリーズの特長です。 2. 一般的な黒革靴と比べ、表面温度で最大約13℃を低減 遮熱革「CBL」を使った安全靴と一般的な黒革の安全靴を同じ条件で照射し、サーモグラフィで表面温度を比べたところ、「CBL」使用靴は最大約13℃低い値を示しました。靴の内部に温度センサーを設置した測定で