子どもが音楽に合わせて体を揺らしたり、好きな曲に合わせて楽しそうに動いたりする姿を見ると、「こうした経験がリズム感や表現力につながるのでは」と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。 一方で、実際にダンスやリズム運動を習い事として考えると、「運動が得意でないと難しいのでは」「人前で踊るのを恥ずかしがらないか」「楽しみながら続けられるのか」など、気になる点も出てきます。子どもに新しい体験をさせたいと思っても、その経験がどのような成長につながるのか、保護者としては事前に知っておきたいところです。 そこで、岐阜市のダンス専門スタジオ「ドゥエル岐阜」(https://gifu.dowell-co.jp/)は、同居している3〜12歳のお子様がいる保護者200名を対象にアンケートを実施しました。子どものリズム感や表現力を育てることへの関心や、音楽に合わせて体を動かす経験に対して保護者がどのような魅力を感じているのかを調査しています。 本調査が、子どもの音楽体験やダンスへの関心を深めるきっかけとなり、保護者の方が子どもに合った習い事や表現活動を考える際の参考となれば幸いです。 ▼目次▼ 調査1 :リズム感や表現力など音楽に合わせて体を動かす力を育てることへの関心度合 調査2 :音楽に合わせて体を動かす経験がどのような成長につながると思う? 調査3 :音楽に合わせて体を動かす機会を持たせることで魅力を感じる点 まとめ:音楽に合わせて体を動かす経験は、子どもの表現力と自信を育むきっかけに Q1.お子さまのリズム感や表現力など、音楽に合わせて体を動かす力を育てることに、どの程度関心がありますか。 最も多かったのは「やや関心がある」で35.0%(70人)でした。次いで「とても関心がある」が27.5%(55人)となっており、これらを合わせると62.5%(125人)が、子どものリズム感や表現力を育てることに関心を持っていることがわかります。 音楽に合わせて体を動かす経験は、ダンスやリトミックのような習い事だけでなく、家庭で音楽に合わせて遊ぶことや、園・学校での活動とも関わりやすい分野です。そのため、専門的な教育としてだけではなく、子どもの成長や日常の遊びの一部として前向きに捉えている保護者が多いと考えられます。 一方で、「どちらともいえない」は19.0%(38人)、「あまり関心がない」は10.5%(21人)、「まったく関心がない」は8.0%(16人)でした。関心が高い層が多いものの、音楽に合わせて体を動かす経験が子どもの成長にどうつながるのか、具体的なイメージを持ちきれていない保護者も一定数いることがうかがえます。 Q2.関心の有無にかかわらず、音楽に合わせて体を動かす経験は、お子さまのどのような成長につながると思いますか。(複数回答可:注1) 注1:本設問は複数選択式ですが選択肢は3つまでに制限しています。これにより、お子さまのどのような成長につながると思うかをより明確に把握できるようにしています。 最も多かったのは「リズム感や音を聞き取る力が育つ」で33.5%(67人)でした。音楽に合わせて体を動かす経験について、まずは音を聞く力やリズムを感じ取る力の成長につながると考える保護者が多いことがわかります。 次いで多かったのは「体を動かすことを楽しむきっかけになる」の19.0%(38人)です。また、「体を思い通りに動かす力が育つ」と「姿勢や体幹など、運動の基礎が身につく」はいずれも18.0%(36人)となっており、音楽的な力だけでなく、運動面での成長を期待する声も見られました。音楽に合わせて動く活動は、決められた動きを正確に行うだけでなく、音に反応しながら体を使う要素もあるため、子どもが楽しみながら体の使い方を覚える機会として捉えられていると考えられます。 表現面では、「自分の気持ちやイメージを表現する力が育つ」が17.0%(34人)、「人前で表現することへの抵抗感が少なくなる」が14.0%(28人)でした。音楽に合わせて体を動かすことは、言葉だけでは表しにくい気持ちやイメージを、動きとして表現する経験にもつながります。そのため、リズム感や運動能力だけでなく、子どもが自分らしく表現する力を育てる活動としても期待されていることがうかがえます。 さらに、「自信や達成感につながる」は15.0%(30人)、「友だちと動きを合わせる協調性が育つ」は14.5%(29人)、「趣味や遊びの幅が広がる」は13.5%(27人)となりました。ひとりで体を動かす楽しさに加えて、友だちと一緒に取り組むことや、できる動きが増えることによる前向きな変化をイメージしている保護者もいるようです。 一方で、「わからない」は11.0%(22人)、「特に役立つとは思わない」は7.0%(1