「想いを事業に、文化を価値に」を理念に、地域コンテクストに根差した場づくり事業を展開するソーシャルデザインパートナーズ株式会社(本社:東京都文京区千駄木、代表取締役:田中孝佳)は、自社のブランドを「ブティック・プロパティの、ビジネスデザインファーム。」として刷新し、コーポレートサイトを全面的にリニューアルいたしました。 設計と財務と運営が、ひとつの法人で地続きに連続している――その体制を、事業組成・運営設計・価値評価の三つの軸として整理しています。あわせて、このリブランディングの第一弾の打ち手として、価値評価ラインから取り出した、ホテル・旅館の投資判断のための分析サービス『market plus』をリリースいたします。 ブティック・プロパティとは――後世に残すべき価値を持つ不動産 規模は小さくても、その土地でしか成り立たない。効率よりも先に、人の想いがある。そんな、後世に残すべき価値を持つ不動産を、当社は「ブティック・プロパティ」と呼んでいます。古民家、廃業した酒蔵、引き継ぎ手のない旅館――独自の文化や背景を持ちながらも、事業としてのハードルが高く、廃れていく個性的な場。それらを持続可能な事業へと変換することで、やがて世代を超えて承継されていく文化が生まれます。 今回のリブランディングは、この対象に向き合う当社の姿勢を、サイトとサービス体系の両面で明確に言語化したものです。 背景――効率の論理で見送られ、朽ちていく場に、順番を待たず向き合う 小規模でユニークな場は、人の想いに触れ、心でつながることのできる大切な空間です。一方で、仕組み化は難しく、参照できる前例も、確立された市場もありません。使える予算も、限られています。その条件で事業を成立させるには、最高水準のファイナンスや企画設計、そして高度なデジタル技術を必要とします。 ですが、そうした貴重なリソースは往々にして、大規模なアセットへと振り分けられていきます。社会にとって大切な場も、事業化が難しければ、ゆっくりと朽ちるのを待つしかない――そんな場面に、当社はこれまで何度も遭遇してきました。 型通りの収支なら、その土地でなくても成り立ちます。だからこそ当社は、型のない場で成立する収支を組むことに張り続けてきました。効率を理由に、残すべき価値が消えていくのを、見過ごしたくなかったからです。だから当社は、その順番を待たず、愚直に向き合うことにしました。 自らも当事者として、場をつくり、経営 当社自身も、たった8坪のバルから始まり、いまはオーベルジュや飲食店ブランドを自ら立ち上げ、経営しています。事業を組み立てる人間の隣には、料理やおもてなしで現場を担ってきた人間がいます。構想を描いて終わりにせず、体験として息づくところまで。それが、当社の使命です。ファイナンスから、一皿の余韻まで――その振れ幅を一つのチームで地続きに手がけられることが、当社の特徴です。 縁もゆかりもなかった島根に自らリスクを張り、津和野町・雲南市吉田町で歴史的建造物を活かす地域活性プロジェクト『若槻』をはじめとする拠点を、直営で運営しています。「できる」を超えて「やっている」という当事者の立場から、場づくりの難しさと価値を引き受けるためです。 刷新したサービス体系――事業組成/運営設計/価値評価 今回のリブランディングにあわせ、パートナー企業へ提供する支援を三つの軸に整理しました。タグラインは「構想を、事業へ。事業を、文化へ。(Design Business as Culture)」です。 【事業組成(Structuring)|構想を、資本構造とともに描く。】 新規開発・承継・再生のいずれであっても、事業として成立する筋道を、コンセプトとファイナンスの両側から同時に設計し、抽象的なアイデアを投資家や金融機関に届く言語へと翻訳します。 【運営設計(Operations)|経営と現場に、血の通った設計を。】 意思決定はオーナーのもとに残したまま、当社が経営を預かります。設計にとどめるか、運営までお預かりするかは、案件ごとにご相談のうえで決めていきます。 【価値評価(Valuation)|現場の価値を、投資家の言語に翻訳する。】 投資・融資・承継の判断にあたって、数字の奥にある事業の実態まで踏み込んで評価します。算定書の発行ではなく、意思決定のための生きた材料づくりが役割です。 第一弾の打ち手『market plus』――価値評価ラインの一機能を、外部から単独で着手できるかたちに このリブランディングの第一弾の打ち手として、新サービス『market plus』をリリースいたします。 『market plus』は、価値評価ラインの考え方を固定スコープのサービスとして取り出し、外部の投資家や事業会社が単独で着手できるかたち