クロススキルラボ合同会社(本社:東京都港区、代表:清水美樹)は、育休・育児経験をリーダーシップ開発へ転換する法人向けプログラム「おやはぐ ソフトスキル開発ワークショップ」を2026年6月25日より提供開始します。 近年、男性育休取得率向上や女性活躍推進が進む一方で、多くの企業では育休取得後のエンゲージメント低下や復職不安が課題となっています。当社調査では、育休中に自己効力感が低下した層は、生産性が約20%低く、エンゲージメントも約50%低い傾向が確認されました。 本プログラムは、育児を通じて培われる観察力・共感力・意思決定力・調整力などをAI時代に不可欠な「ソフトスキル」として可視化し、人的資本経営やリーダー育成につなげる新しい人材開発施策です。 おやはぐワークショップ参加登録はこちら ■背景:人的資本経営、次に問われるのは「復職後の活躍支援」 日本企業では、女性活躍推進、男性育休の取得促進、人的資本経営、DEI推進など、働く親を支援する制度整備が進んでいます。一方で、制度は整っていても、育休・育児経験そのものを「仕事に活きる経験」「能力開発の機会」として位置づける取り組みは、まだ十分とは言えません。 当社がこれまで実施してきたワークショップやヒアリングにおいても、育休・育児期の社員からは、「キャリア断絶への不安」「自己効力感の低下」「復職後に自分が活躍できるイメージが持ちづらい」といった声が寄せられています。 特に、育休中に自己効力感が低下すると、復職後の仕事への自信や挑戦意欲、会社へのエンゲージメントが下がり、生産性の低下に大きくつながることを確認しています。育休中に自己効力感の低下を感じた層は、低下を感じなかった層に比較して約50%のエンゲージメントの低下が起き、約20%の生産性低下に繋がることを確認しています。(当社調べ、期間:2025年5月、対象者:ロート製薬社員、N=145名) 育休・育児経験をどのように意味づけるかは、個人のキャリアだけでなく、企業の人的資本価値にも大きな影響を与える重要な経営課題になっています。 ■育児は「ソフトスキル版MBA」である 育児の現場は、予測不能な出来事の連続です。予定通りに進まない日々の中で、子どもの状態を観察し、家族や保育園・学校など周囲と連携し、限られた時間と体力の中で優先順位を判断し続ける必要があります。 これは、ビジネスの現場で求められるソフトスキル、その中でもリーダーシップやマネジメントスキルと多くの共通点があります。特に、これからの時代はAIが台頭し、すぐに答えが出る時代、特に育児によって培われる「ネガティブ・ケイパビリティ」は人間に残された重要な資質となると予想されます。 しかし、多くの育児経験者は、日々の育児で発揮しているこれらの力を「スキル」として認識できていません。また、企業側も育児経験を人材開発やリーダーシップ開発に接続する仕組みを十分に持てていないのが現状です。 ■「おやはぐ ソフトスキル開発ワークショップ」概要 「おやはぐ ソフトスキル開発ワークショップ」は、育休前後・育児中の社員が、自身の育児経験を棚卸しし、そこで培われた力をビジネススキルとして言語化・可視化する2時間のオンラインワークショップです。 実際に育児と仕事の両立に向き合ってきた当事者の実践知と、経験学習・リーダーシップ開発に関する学術知を掛け合わせ、育児経験を「キャリアのブランク」ではなく「ソフトスキル開発の機会」として捉え直します。 参加者は、他社の人材との対話を通じて、自分の日々の育児経験に含まれる観察力・共感力・調整力・意思決定力・巻き込み力などを発見し、復職後の仕事やキャリア形成に活かす視点を得られます。 想定対象 本ワークショップは、以下のような対象者・目的に応じて実施可能です。 ・育休前後・育児中の社員 ・復職予定者、復職直後の社員 ・育児中の社員を部下に持つ管理職 ・女性活躍推進、男性育休推進に取り組む企業 ・人事・人材開発・DEI推進担当者 ・経営層、全社員向けのDEI・人的資本経営施策 少人数の復職者向け研修から、管理職向け研修、全社向けオンライン配信まで、企業の課題や規模に応じて設計します。 ローンチ記念:限定10名までワークショップを無料提供 サービスローンチを記念し、「おやはぐ ソフトスキル開発ワークショップ」を、限定10名まで無料で提供します。 対象は、人事・人材開発・DEI推進担当者、女性活躍推進・男性育休推進に関心のある企業担当者、育休前後・育児中の社員支援を検討している企業担当者です。 本体験ワークショップでは、育児経験をソフトスキルとして捉え直す考え方や、実際のワークを体験いただけます。導入前にプログラムの雰囲気や効果を確認したい企業担当者に向けた機会です。