東京証券取引所スタンダード市場上場のクオンタムソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大澤 梅嘉、東証コード:2338、以下「クオンタムソリューションズ」または「当社」)は、日本におけるAIデータセンター(AIDC)事業の推進に向け、日本国内の高密度データセンター容量の確保に関し、テルストラ・ジャパン株式会社との間で、基本条件に関する合意に至り、約3MWのデータセンター容量及び関連する電力容量を優先的に確保するための保証金を支払うことを決議いたしました。 クオンタムソリューションズは現在、Blackwell世代GPU、特にB300シリーズを中核とした日本AIDC事業に取り組んでおります。当社は、生成AI、大規模言語モデル、AI Agent及び企業向けAI推論需要の継続的な拡大に伴い、日本及びアジア市場における高性能GPUコンピューティングインフラへの需要は今後も拡大していくものと考えております。 なかでも、高消費電力かつ高密度なGPUサーバーの導入に対応可能なデータセンター容量及び安定した電力容量は、AIインフラ構築における最も重要かつ希少性の高い中核リソースの一つとなっています。 本件で当社が優先的に確保を進めるデータセンター容量は、第一段階として約3MW規模を予定しております。現在想定しているBlackwell世代GPUサーバーの電力構成に基づく試算では、当該容量は、B300クラスのGPUサーバー約192台規模の導入を支えることが可能な水準になるものと見込んでおります。なお、実際に導入可能な台数は、最終的なサーバー構成、PUE設計、電力供給方式、冷却条件及び顧客需要等を踏まえて決定される予定です。 本件の相手方は、テルストラ・ジャパン株式会社です。テルストラ・ジャパン株式会社は、オーストラリアの通信・情報サービス企業であるTelstra Groupの日本における事業主体であり、主に法人顧客向けにネットワーク接続、デジタルインフラ及び関連技術ソリューションを提供しています。Telstra International(テルストラ・インターナショナル)は、アジア太平洋地域において長年にわたり事業基盤を有しており、そのグローバルネットワークリソースを通じて、企業顧客の国際的な接続ニーズを支援しています。 本件は、クオンタムソリューションズとテルストラ・ジャパン株式会社との直接取引として進めるものであり、当社グループは、本件で確保を進めるデータセンター容量を活用し、AIコンピューティングリソースの提供、GPUサーバー運用、GPUクラウドサービス及び企業向けAIインフラ事業を推進してまいります。 本件で利用を予定する合計約3MWのデータセンター容量のうち、約2MWについては、テルストラ・ジャパン株式会社がEquinix, Inc.またはそのグループ会社(以下「Equinix」)から利用権を確保するデータセンター容量を想定しており、当社はテルストラ・ジャパン株式会社を通じて当該リソースを利用する予定です。 Equinix(エクイニクス)は、世界有数のデジタルインフラ及びデータセンター事業者であり、日本においても東京・大阪などの主要都市圏で複数のデータセンターを運営しています。公開情報によれば、Equinixは世界中で10,000社を超える顧客及びパートナーを接続しており、クラウド、ネットワーク、金融、インターネット、コンテンツ配信、SaaS及び大手企業など、幅広い顧客層にサービスを提供しています。 Equinixの日本国内データセンターは、高い電力密度、低遅延接続、主要クラウド及びネットワークへの接続性、ならびに企業向けの高信頼インフラを備えており、グローバル企業が日本でクラウド、ネットワーク及び重要なデジタルインフラを展開するための重要な基盤の一つとなっています。 また、Telstra GroupとEquinixは、グローバルにおいて長期的な協業関係を有しています。公開情報によれば、両社は2015年以降、クラウド接続、企業のデジタルトランスフォーメーション、ソフトウェア定義ネットワーク及びグローバルデジタルインフラの相互接続等の分野で協業を進め、企業顧客に対してエンドツーエンドの接続及びハイブリッドクラウドインフラソリューションを提供しています。 クオンタムソリューションズは、テルストラ・ジャパン株式会社を通じて関連するデータセンター容量を優先的に確保すること、特にEquinixの高品質なデータセンターインフラを基盤とする容量を活用することにより、日本市場において希少性の高い高密度データセンター容量及び電力容量へのアクセスを早期に確保できるものと考えております。これにより、AIDC事業の立ち上げ期間を短縮し、今