国産爪楊枝の製造過程で発生する貴重な白樺の削り粉をアップサイクルした、100%天然植物由来のお香「白樺と除虫菊」が、2026年7月1日(水)20:00より数量限定で発売されます。本製品は、国産爪楊枝の製造を守り続ける菊水産業株式会社(本社:大阪府河内長野市、代表取締役:末延秋恵)と、福岡県八女市をはじめとする日本の伝統技法の継承をブランドの使命に掲げるお香ブランド「クリスタルインセンス」(キャンプ女子株式会社、主宰・香司:柴垣道宏、本社:福岡県福岡市)の共同開発によるコラボレーション商品です。一本の爪楊枝を削り出す過程で生まれていた木粉を「自然の恵みを余すことなく使い切りたい」という両社の想いのもと、手仕事で香りに仕上げました。 ■ 開発の背景:一本の爪楊枝から生まれる「削り粉」に宿る命を、余さず使い切る 北海道産の白樺原木を使用し、純国産の爪楊枝を製造する過程では、削り工程においてどうしても細かな木粉(削り粉)が発生します。これまでは別の用途で引き取られるなど可能な限りの活用を行っていましたが、安定した活用に課題もあり、商品として価値を高める新たな方法を模索していました。しかし、この木粉も爪楊枝となった部分と全く同じ、大切な白樺の命そのものです。 「自然の恵みを余すことなく、すべて使わせていただきたい」という菊水産業様の想いから、天然素材を用いたものづくりを行うクリスタルインセンスへと相談が寄せられ、このプロジェクトが始まりました。安価な海外産に押され、今や丸軸国産爪楊枝メーカーは、日本にわずか2社(地場産業としての丸軸国産爪楊枝製造は大阪で菊水産業が最後)となった国産爪楊枝メーカーが、一本の爪楊枝とその素材に注ぐ深い愛を、新たな形でお届けします。 爪楊枝を作る過程で生まれる白樺の木の削り粉(木粉)の様子 ■ 伝統と職人技の継承に命をかける「クリスタルインセンス」の調香 クリスタルインセンスは、日本の伝統的な職人技術の存続と継承に根ざして活動しています。福岡県八女市において、電気を一切使わず水車の動力だけで杉粉を挽く伝統技法を今に伝えるお香の原材料を生産する地場企業から特別に杉の木粉を譲り受け、その技術と職人たちの想いを受け継ぐお香づくりを行っています。 今回のコラボレーションにおいても、菊水産業の職人が一本ずつ削り出す手仕事と、自然への敬意に深く共鳴。「白樺の削り粉」の特性を最大限に活かし、一切の化学添加物を使用しない、100%天然植物由来の特別な夏のお香を開発しました。 ■ 職人魂の共鳴:困難を極めた「白樺木粉」の無添加お香化 白樺は油分が少なく、香油の抽出が難しいうえ、化学添加物を一切使わずにお香の形に成形し、かつ燃焼の安定性を保つのは極めて困難とされてきました。しかし、香司の柴垣による数ヶ月に及ぶ試行錯誤と、昔ながらの伝統的な製造技術の調査により、化学添加物を一切加えることなく、お香としての強度と安定した燃焼を両立させることに成功。福岡の水車で挽いた無農薬の椨(タブ)粉をベースに、職人が一木一草の命を込めて一つひとつ丁寧な手仕事で仕上げました。 ■ 商品コンセプト:甘さに頼らない、空間の淀みを引き算する「禅の香り」 本製品には、一般的なアロマやお香にあるような「華やかさ」や「甘さ」は一切ありません。ベースとなる白樺のウッド香に、古来より日本の夏に寄り添ってきた植物「天然除虫菊」の粉末をブレンド。 あえて素材そのものの香りを活かすことで、火を灯した瞬間はまるで古き良き実家に帰ったような、夏の夕方の涼風のような、どこか懐かしく渋みのあるスモーキーな香りが広がります。香りを足すのではなく、空間の淀みを引き算し、脳がすっとクリアになって自分と静かに向き合う。そんな「禅」を感じる質素で静かな佇まいを持った、大人のための香りです。 白樺の木粉と爪楊枝の上に、手作り・無添加、今回のスペシャルコラボのお香『CRYSTAL INSENCE 白樺と虫除け菊』 ■ 共同開発にあたっての両社代表メッセージ 菊水産業株式会社 代表取締役 末延秋恵 氏 コメント 国産爪楊枝を作る過程で生まれる白樺の削り粉は、商品にはならないものですが、私たちにとっては同じ白樺から生まれた大切な素材です。これまで十分に活かしきれずにいたその粉を、クリスタルインセンスさんが素材として丁寧に見つめ、お香という新しい形にしてくださいました。創業66周年という節目に、国産爪楊枝づくりから生まれた小さな循環を形にできたことを大変嬉しく思います。この商品を通じて、国産爪楊枝づくりの背景や、素材を余すことなく活かすものづくりにも関心を寄せていただけたら幸いです。 クリスタルインセンス 主宰・香司 柴垣道宏 氏 コメント クリスタルインセンスは、日本の伝統的な職人技術を受け継ぎ