介護保険制度が始まって26年。高齢化の進展とともに介護ニーズは多様化しています。一方で、介護保険では対応できないニーズも少なくありません。「週末だけ入浴を手伝ってほしい」「認知症の親を見守ってほしい」「通院に付き添ってほしい」「家事や掃除もお願いしたい」——こうした制度の隙間を埋める存在として、介護保険外サービスの活用が広がっています。では実際に、利用者を支援するケアマネジャーは、どのような理由で介護保険外サービスを紹介しているのでしょうか。介護保険外サービス「イチロウ」を運営するイチロウ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:水野友喜)は、今月、実際に利用者へイチロウを紹介したケアマネジャー2名へインタビューを実施しました。 ◾️「介護保険では難しかったことが実現できた」 神奈川県・ケアマネジャー 喜多さん(ケアマネジャー歴21年) 喜多さんは現在、約40名の利用者を担当するケアマネジャーです。担当する利用者の一人は、認知症の80代女性。主介護者である娘様は仕事を続けながら在宅介護を担っています。平日は介護保険サービスを利用していますが、認知症の進行により入浴への拒否が強くなり、訪問看護師が対応しても限られた時間内で入浴介助をすることが難しい状況が続いていました。そこで土日にイチロウを活用。時間に追われず、本人のペースや性格に合わせた支援を行ったことで、無事に入浴することができたといいます。喜多さんは「保険サービスでは難しかったことが実現できて私も感動した」と振り返ります。さらに、別日に訪問したヘルパーについても評価が高く、ご家族からは「二人続けて良いヘルパーさんが来てくれて驚いた」という声が寄せられました。 特に喜ばれていたのは、認知症の母親だけでなく、足腰が弱ってきた父親にも目を配ってくれることでした。介護保険サービスでは原則として契約対象者への支援に限られますが、イチロウでは一人のヘルパーが母親の支援に加え、父親の散歩への付き添いや、サービス時間の中で料理・掃除などの家事支援にも対応。家族全体を支えるような柔軟なサポートが、利用者家族の大きな安心につながっていました。 娘様からは、「本当に助かっています」「お金には換えられない価値がある」といった声が寄せられたといいます。 ◾️ ケアマネジャーが評価したのは「サービスの柔軟性」 喜多さんが評価したポイントは、 土日対応 単発利用が可能 介護保険の手続きに関わらず相談できる 必要に応じてケアマネジャーとも連携できる という柔軟性でした。「まずは一度使ってみて、その後必要に応じて継続利用を検討できる」この気軽さが利用者へ提案しやすい理由だと話します。利用者から高い評価が寄せられたことで、現在では他の利用者にも積極的に紹介しているといいます。 ◾️ ケアマネジャーには「紹介責任」がある 東京都・ケアマネジャー Nさん(ケアマネジャー歴21年) 同じくケアマネジャー歴21年のNさんは、「ケアマネジャーには紹介責任がある」と語ります。過去には、紹介したヘルパーがトラブルを起こした経験もあり、「なぜその事業者を紹介したのか」と問われる立場だからこそ、安心して任せられるサービスでなければ利用者には勧められないといいます。 ◾️ イチロウを「安心して紹介できる」と思えた理由 Nさんは以前からイチロウ主催のウェビナーへ参加していました。利用者情報をもとにしたマッチングの仕組みやヘルパーの選別体制に一定の信頼を持っていましたが、実際に利用者へ紹介する決め手となったのは今年4月に開催されたケアマネジャー向けのオフラインイベントでした。イチロウの代表や社員と直接会話し、事業の取り組みや仕組みを深く理解したことで、「この会社なら安心して紹介できる」という確信に変わったといいます。 実際に利用者へ紹介したところ、「来てくれたヘルパーさんがとても良かった」「今後は定期利用も検討したい」といった声が寄せられたといいます。利用者や家族から高い評価を得られたことで、Nさんは「紹介した自分も鼻が高かった」と笑顔で語りました。 「ヘルパーの質の高さや、利用者との相性を踏まえたマッチングがしっかり行われていると実感した」というNさんは、現在は他の利用者に対しても「何かあった時にすぐ利用できるよう、まずは登録だけでもしておくと安心ですよ」と案内しているそうです。 ◾️ 一番の魅力は「人材の層の厚さとマッチング力」 Nさんは、イチロウの魅力として「ヘルパー人材の層の厚さ」を挙げました。Nさんが長年利用してきた家政婦サービスでは、近年登録者が減少し、人材不足が深刻になっているといいます。一方で、「イチロウは登録している介護人材が多く、利用者の状態や希望に合わせて適したヘルパーを紹介してもらえるところが良い」と語りま